2015-01-01から1年間の記事一覧

師走の京都───40年振りの再会(フィナーレ)

重い腰を上げ、ぼくは「神戸ルミナリエ」へ向かった。 どんなに疲れていても、これだけは見たかったのだ。しかもその日、12月13日は最終日である。募金がなかなか集まらなかったり、地元商店街から反対があったりして、運営が厳しくなったため、今年はわ…

師走の京都───40年振りの再会(その7)

書き忘れたが、ホテルに着いたとき、再びT君が万歩計を確認すると、2万5千歩を越えていて、さすがに驚いた。歩幅を60cmとしても、15km以上になる計算だ。こんなに歩いたのは何十年振り、いや生まれて初めてかもしれない。 ホテルから呑み屋のある…

師走の京都───40年振りの再会(その6)

高台寺 豊臣秀吉没後、その菩提を弔うために秀吉の正室である北政所(ねね)が開創した寺である。寺内には円徳院、春光院、月真院、玉雲院、岡林院などの子院がある。春と秋の夜に行われるライトアップでは、広大な境内が照らしだされ、幻想的な表情を見せる…

師走の京都───40年振りの再会(その5)

1時間とは言わないまでも、優に40分以上は歩いただろうか。 ようやくぼくらは「清水寺」というよりも“清水の舞台”に到着した。 清水の舞台より眼下を望む。ここから飛び降りるのはさすがに勇気がいるだろう。 “清水の舞台”の混雑度合いは凄まじいものがあ…

師走の京都───40年振りの再会(その4)

さて、美味しい昼食に舌鼓を打ったあと、ぼくたちは清水寺に向かった。 夕方五時からライトアップされる高台寺とその後の夜の祇園巡りだけは、 行く時間に制約があるので、それに間に合うようにしなければならない。 ただ、まだ午後2時前だったこともあり、…

心が折れそうなとき聴くと勇気づけられる「You Raise Me Up」

トリノオリンピックで、仙台の誇り”荒川静香さん”が金メダルを取った時の バックミュージックとして日本では一躍知られるようになった ”You Raise Me Up” です。 当時来日した"Celtic Woman"が有名ですが。各国で様々な歌手が歌っています。 なかでも、彼女…

小田和正氏の「東京の空」を敢えて高いキーで歌ってみた。

小田和正氏の名曲「東京の空」を敢えて高いキーで歌ってみました。 半音下げれば楽なのですが、あまり低いと、この曲の美しい味が出ないと思うので。 さすがに高音の割れが厳しく、さらには何故か音の歪が解消できませんでした。 それ故に聴き辛いところがあ…

師走の京都───40年振りの再会(その3)

たまたま見かけた仁和寺は、 ※皇室とゆかりの深い寺で、出家後の宇多法皇が住したことから、「御室御所」(おむろごしょ)と称された。明治維新以降は、仁和寺の門跡に皇族が就かなくなったこともあり、「旧御室御所」と称するようになった。 御室は桜の名所…

師走の京都───40年振りの再会(その2)

※ちなみにこの列車は来年のGWまで走っているらしい。鉄道マニアの方は是非。 特急ラピート「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」号に乗ったぼくは、 二つ目の駅で降りて、夜の11時過ぎに駅から3分のホテルに着いた。 とりあえず翌日の起床時間やスケジ…

師走の京都───40年振りの再会(その1)

久々の連休。 金曜深夜便で仙台空港から関西空港行きのピーチ航空の飛行機に飛び乗った。 中学時代のクラス仲間をネットで探し当て、彼が京都にいると分かり、 その後、何度もメールをやりとりした。 やりとりするうちに、どうしても40年振りに会いたくな…

オフコースの初期の名曲「でももう花はいらない」

オフコースの初期の名曲。「でももう花はいらない」です。 何と言っても、このイントロのギターが素晴らしい。 小田さん、鈴木さんの二人時代の鈴木康博さん作詞作曲の代表曲です。 ハモの部分は、一人ハモで高音部を一回だけ入れました(笑)。 これは我なが…

師走の東京、40年振りの再会。

新幹線の窓の外を流れる景色は、過去を置き去りにしていくのか、まだ知らぬ未来に向かっていくのか、どちらなのだろう。 別れか、出会いか。 私は、東北新幹線「やまびこ」に乗り、冬晴れの青空を見上げながら、東京に向かっていた。 約四十年ぶりに再会する…

最年少直木賞受賞作家”朝井リョウ”の「武道館」から、人生について考える。

前回が、自己満足の歌の宣伝みたいなブログになってしまったので、 もう少しまともなことを書こう。 と言っても、書きたいこと、言いたいことが山ほどあるにもかかわらず、 文章としてまとめきる時間がなかなか取れないので、 またまた“読書サイト”に以前掲…

愛し君へ 森山直太朗 音質を上げて歌ってみた。

以前アップしたものがノイズがひどすぎて、聞苦しかったので、 少しまともな感じで録音しました。 ノイズは大幅に改善されました。 ところどころ「プチっ」という雑音がありますが。 声自体の高音もまだ戻り切っていませんが。 それは、おいおい治って来ると…

10数年ぶりの再会───誠実な態度でラグビーに向き合うということ

試合開始まであと数時間になりました。 今書いても、どれほどの人に開始前にこの文章を読んでもらえるのか分かりませんが、思うところがあるので敢えて書かせていただきます。 1997年4月から、私はラグビーの個人HP「ラグビー傍目八目」を 作り始めま…

『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』

一昨日は、一番町、広瀬通、国分町辺りを疾走していた。 帰宅してPCをいじっていたら、さすがに疲れたのか テーブル炬燵の上のPCに、そのまま顔を埋め寝てしまった(笑)。 で、夜中に目が覚めた。それから一仕事。 まあ、そんなことはどうでもいいのだ。 …

ゴスフェスと「オフコース」鈴木康博さんとの対面。

仙台ゴスペル・フェスティバルに行って来た。 最近は、旅行でも出張でも、何処に行っても青空になるという究極の晴れ男になった私のはずだったのに、あいにくの雨。 久々である。 雨になると途端にテンションが下がる。 オープニングの11時から多くのステ…

「振込浣腸しました」??

明日14日は、私が仙台に戻って来てから“ジャズフェス”の次に 楽しみにしているイベント「ゴスペルフェスティバル」が行われる日だ。 仙台で「ジャスフェスティバル」、「ゴスペルフェスティバル」、さらには「クラシックフェスティバル」など、音楽関係の…

カンブリア宮殿??

11月3日に掲載した『蹴りたい背中』のレビューとは呼べないようなレビューで、村上龍司会の『カンブリア宮殿』と、さらっと書いているのだが、よく調べたら『カンブリア宮殿』は、地方によっては放送されていない地域もあるので、「カンブリア宮殿? なんの…

トム・ハンクスの演技が光る「ターミナル」

色々とやることが多すぎて、昨日の日曜日は朝の五時から昼過ぎまで7時間以上ぶっ通しでの作業。一昨日は一昨日で、深夜まで、クリスマスが近いこともあり、讃美歌探しに、YOUTUBE内をあちこち彷徨っていました。 というわけで、新しいネタは他人に売るほど…

天使が通り過ぎる時。故丸谷才一氏のエッセイ。と、その裏話。

出張で東北の某都市に来ているため、新しいことが書けないでいます。 ブログというのは、基本的に日記であり、なるべく間を空けずに書き続けることが大事なので、昔書いたレビューを掲載せていただきます。 2012年3月27日に発表した丸谷才一氏のエッセイ「猫…

最年少芥川賞受賞作、綿矢りさ「蹴りたい背中」の衝撃!! 11月15日追記

私は、2012年2月から某読書サイトにおいて、 357件(10/31現在)の小説や映画、漫画などのレビューを書いています。 登録者数が93万7986人(10/31現在)で、その殆どの方々がレビューを書かれていますが、確認したところによると、私のレビュ…

陽光うららかな日に風呂場で小田和正を歌ってみた。

2015ラグビーワールドカップも深夜の決勝戦、 ニュージーランド対オーストラリアで幕を閉じた。 結果はニュージーランドの快勝で、大会史上初の連覇 という偉業を成し遂げて終わった。 一か月半に及んだワールドカップは終わり、 次は4年後に日本で開催…

カルチェ・ラタンへの旅。「手塚治虫の街、高田馬場」にて完結。

高田馬場駅周辺は昔は大変汚く、山手線のワースト1になるほどでした。 そこで、駅周辺の美化と街のシンボルを作る取り組みとして、白羽の矢が立 ったのが、1976年(ぼくが入学する1年前)から高田馬場にオフィスを構え、鉄腕アトムが高田馬場生まれ(初めて…

カルチェ・ラタンへの旅。驚愕の新事実。

バスで高田馬場駅に到着しましたが、同窓会開始時刻の17時までにはまだ時間に余裕があったので、思い出の場所を少し散策。 ここは、ぼくたちが、月・水・金と週三回あったサークルの部会後にのんびりと馬場まで歩き、いつも向かった飲み屋街「さかえ通り」…

思い出のカルチェ・ラタンへの旅、終演に向かう───。

東京都内に唯一残っている併用軌道(車道も走る)電車の発着所である三ノ輪橋駅。 ぼくら二人はこの始発駅から最終駅の早稲田まで向かいました。 この地図の右端の「三ノ輪橋駅」から左下の「早稲田」駅まで 約1時間近くの間、ぼくらはチンチン電車に揺られ続…

カルチェ・ラタンへの旅。あしたのジョー、ついに完結

あしたのジョー、ついに完結!! 長らく続いた感動的なあしたのジョーのポスターも、ついに終わりを迎え、 カルチェ・ラタンへの旅も終盤に向かいつつあります。 「あした」を見つめるジョーと丹下段平、そしてマンモス西。 なんか、いい表情ですね。 このあ…

───合唱コンクールの思い出(音源発見!!)

あしたのジョーの写真の処理に時間がかかっているので、ちょっと一休み。 以前書いたものに進展があったので、修正して再掲載───。 座って空を見ていると 鳥が飛んでいた 真っ直ぐ飛んで 真っ直ぐ飛んで 見えなくなった 空は何色 あの鳥は何 座って海を見て…

カルチェ・ラタンへの旅。あしたのジョー編(2)

「あしたのジョー」のふるさと、「いろは会商店街」のポスター、続きます。 ベネズエラ出身の天才的ボクサー、カーロス・リベラ(後にホセ・メンドーサとの試合でコークスクリューパンチを受けたことにより、重度のパンチドランカーになった。ジョーの最後…

カルチェ・ラタンへの旅。あしたのジョー編

丹下段平 この頃の白木葉子さんは、まだジョーより力石のほうが好きなような感じ。 東光特等少年院で一番ひ弱な少年だった青山まもるかな? この白木葉子さんは若いので、少年院を訪れていた頃でしょう。 やはり、カラーのほうがかっこいい。 こんな立て看板…