思い出のカルチェ・ラタンへの旅、終演に向かう───。
東京都内に唯一残っている併用軌道(車道も走る)電車の発着所である三ノ輪橋駅。
実際に乗ったのは、古いタイプのこの車両。
都電の終点からすぐそばにある、大学の裏側の「大隈通り商店街」。
この「Good Morning Cafe」というような洒落たカフェはありませんでした。
大隈通りを抜けて、大隈講堂へ到着。
ぼくは、学生時代にこの講堂の中に入ったことは殆どありません。
講堂の脇では、演劇サークルの部員らしき人たちが、
毎日のように大声で、台詞を喋ったり、叫んだりしていました。
そのような数多ある演劇サークルの出身です。
※この時計台は、ある方にとっても想い出の場所ということを先日知りました。
そのことについては、後の写真の中で説明します。
ぼくがいつもギターを弾いて歌を歌っていた学生会館は、
10数年前に取り壊され、今ではこんな綺麗な建物に変わってしまいました。
青春の思い出の場所がなくなるというのは悲しいものです。
取り壊し工事の前日、かなりの数のOBが名残を惜しんで、
かつての部室に集まり、その後、現役学生も交えた呑み会に繰り出しました。
学生会館のすぐそばにある雀荘「早苗」。
ぼくらは部室に四人集まると、毎日のようにここで麻雀をしていました。
大事な講義にも出ずに・・・・・・。
建物は今でもありますが、営業はしていないような雰囲気。
最近の学生さんは、あまり麻雀をしなくなったみたいです。
本来なら、この南門を入って大学構内に入り、講義に出るべきなのですが、
いつもぼくは、この門の斜向かいにある学生会館に直行し、
ギターを弾きながら歌を歌うか、四人集まれば麻雀をしていました(笑)。
2012年に一度取り壊されましたが、復活の要望が高かったようで、
翌年、再建されました。
この南門通りを歩いて早稲田通りに到達したぼくたち二人は、
その後、都バスに乗って最終目的地である高田馬場に向かいました。