男子ゴハン

なにか書きたいなあと思っていたら、昔のブログに載せたブクログレビューを発見したので再掲載。

だいぶ前(この本自体が1988年12月27日発行の初版となっているので、おそらく翌年あたり)神保町の某古書店の店頭に平積みになっているのが目に留まり、ジャケットと中の写真の美しさと価格(定価2200円が300円だったかな)に魅かれ、思わず買ってしまった料理本
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写真が美しくて、どの料理も美味しそう。よだれが出てきます。メインは作者がミラノに住んでいた頃に仕入れた知識なので、イタリア料理。パスタ、ピッツア、燻製、パエリア(スペイン料理ですが)、パン等々。なかに、特製ボローニャソースの作り方が書いてあり、ボロネーゼ好きの私はすかさず挑戦。このレシピに違わず作ったら至高の味でした。
豚挽肉・牛挽肉・生ソーセージ・鶏レバー・ベーコン・セロリなど、とにかく素材の種類が豊富であればあるほど、深い味わいのソースになります。
中の写真見ていたら、久々に作りたくなりました。

最近は忙しくてあまり料理ができなくなったけれど、東京在住時、子供たちが小さかった頃は土日になると私が家族の料理番。そのへんの中華料理店などには負けない麻婆豆腐やこだわりのカレーとかを作り、家族に食べさせていました。

麻婆豆腐なんて、あまりに美味しく、子供たちからのリクエストも頻繁にあったので平日にも作っていました。調子に乗って毎日のように作ったら、最初は、おいしい!!おいしい!!と喜んでいた二人が「えー、今日も麻婆豆腐??」と言いはじめ、「もう麻婆豆腐は嫌だ!!」となり、その後は一切麻婆豆腐を受け付けない体になってしまったようです……。

すぐ一つのコトに熱中し過ぎてしまうのも考えものだなあ、と。
こんな古本でもアマゾンで買えるんです、すごい時代になりました。