「ありがとう!!」という感謝の言葉の持つ意味を考える。

※5月11日に出港した仙台行きフェリーは、ひょっとして世界1周の旅に変わったのかもしれません(笑)。というより、帰りの船は、まだ出港していませんでした・・・・・・。
この文章の意味が分からない方はこちらをお読みいただければありがたく存じます。<(_ _)>
というわけで、話は全く変わります。
顧客満足とは何か」
日本中の誰もが、顧客、クライアントになる可能性が存在する以上、おろそかな対応はブランドを毀損する。
ひたすら誠実で真摯な対応こそが、結果的に企業や団体のブランド価値を高め、“ファン”を増やすことにつながる。
昨日は自宅にいながら、ある地方の方々からの問い合わせに対するため、電話とPCで操作方法を説明する「臨時パソコンサポートセンター室長」(笑)になった。
なかなか理解してもらうのに苦労し、30分以上要したものもあった。
ソフトウェアのバージョンが違うと、画面も違うので仕方ないけれど。
それでも何とか問題が解決すると、みなさん「あっ、できました!!」と嬉しそうな声に変わり、その後「本当にありがとうございました!!」と感謝の言葉をくれた。
本来の業務ではないかもしれないが、これによって、所属するところの評価が高まり、みなさんが“ファン”になってくれれば、私は満足である。
個人の評価ではない。如何にそれが所属する企業や団体の評価につながるかが重要なのだ。
そのことを久々に実感し、ふと遥か昔のことを思い出した。
1995年、初めてPCを買った私は、右も左も分からず途方に暮れた。
当時、世界一位のPCメーカーと世界一位のソフト会社のサポートに電話し、教えを乞うた。
今でも忘れない。双方で責任のたらいまわし、なすりつけ合い。
曰く「それはOSの問題だと思いますよ」。
曰く「それはパソコン本体の仕様の問題じゃないですかね」。
私のしつこい質問に嫌気がさしたのか、挙句「それくらいは覚えてもらってから購入してくれないと……」と宣ったのである。
当時、メーカー側は「誰でも簡単に使えるようになったパソコン登場!!」とSMAPのK君がテレビCMで明るい笑顔を振りまきながら宣伝していたにもかかわらず。
さすがに私もキレた。
「“#&”#‘%“=&%$#”?@;*&%$#$!!!!!!」
「ふざけるな!!」と、その後10分以上怒鳴りつけたと思う。
私の剣幕に恐れをなしたのか、その後の対応は少しまともになった。
それでも、あのとき以来、今でも私はその2社に対し不信感を持ち、あまり好きではない。
彼らは、自分が企業の代表として顧客対応している自覚がなかったのだ。
それと真逆な例として、以前にも書いたが、RK大に苦言を呈したときの当時事務〇〇だった〇〇氏の対応の素晴らしさ。
さらに、日本〇〇〇〇協会の当時の広報委員長から、日曜深夜にも拘らず30分後に返ってきたメールの誠実な文言の素晴らしさ。
この二つの出来事がまたまた脳裏によみがえった。

あの時以来、私はお二人のファンである。
いついかなる時でも、真摯で誠実な対応は人の心を掴む、というのを久々に実感した。
とまあ、珍しく真面目に偉そうなことを書いてみました。
対応でへとへとになっており、今日も何本か電話がかかってくることに慄いている私ではありますが(笑)。
今週は本をゆっくり読める土日になる予定だったのですが・・・・・・。