日本ラグビー、歴史的勝利の目撃者となる!!(1)

2016/04/30 11:47 飲食・料理 , スポーツ , イベント
先月のラグビー観戦旅行が、自分でも滅多にないハプニングまみれの楽しい旅だったので、味を占めた私は4月23日(土曜日)に行われるサンウルブズジャガーズ戦を見るために急遽上京を決めた。
むろん、寿司屋とラーメン付きである。
まずは往復の高速バス、宿泊するカプセル、観戦チケットなどの手配から始まった。
4月4日、大きくて綺麗なバスタ新宿」というバスターミナルビルが新宿にオープンしたこともあり、それも見たかった。
ただし、行きのバスは“五反田駅行き”というのが2800円と破格で時間も手頃だったので、そのチケットを取ることにした。
モーゼも唸る“究極の晴れ男”を前回の上京で再確認した私は、もはや天気予報など目もくれない(笑)。雨が降ることなど一切頭に浮かばなかった。
「雨、雨、降れ、降れ、もっと降れー」などと八代亜紀がどんなに叫ぼうと私の前では無力である。
話が脱線した。
ところが、上京4日前の19日火曜日深夜。
実際には日付を跨いだ20日水曜日の零時半。寝る前にPCのメールを確認すると、大学時代に最も私を可愛がってくれたサークルの先輩が急逝したとの連絡が、六期上の先輩から飛び込んできた。亡くなった先輩は還暦を迎えたばかり。無念だった。
それからが慌ただしかった。
私は上にも下にも繋がる立場にいたので、同期や後輩連中に連絡しまくった。このとき昨年秋に同期や後輩と16年振りの同窓会を開催、連絡先を交換していたのが幸いした。
深夜、私はみんなにメールを送った。
先輩の亡くなる直前までの様子。急逝の原因。お通夜と告別式の日時場所。合わせて三本の内容のメールをサークル仲間に転送した。
翌朝、後輩からの返信や先輩連中からのメールなどが錯綜した。
24日(日曜日)がお通夜と決まったらしいので、私は東京滞在を試合翌日の日曜夜まで延ばすことにした。その日の宿泊先を探し、土曜の深夜バスをキャンセルし、日曜日の深夜バスを再予約した。
その後もメール連絡は錯綜し続けた。
それは、亡くなった先輩がみんなに慕われていたことの証でもある。楽しい人だったので、"できるだけ多くの仲間を呼んであげたい"との思いで先輩連中も懸命だった。
出発前日の木曜深夜まで、メール連絡は続いた。
私のほうは、同期や後輩への連絡を終え、参加できる人間や集合場所も決めて報告が終わったので、無事に金曜日のバスに乗ることができた。
4月22日金曜日。
15時10分という時間に予定通り五反田駅に着いた私は、前回行けなかった飯田橋にある行きつけの焼き鳥屋に向かった。その店は4時からやっているのでジャストタイムだ。開店5分後に到着し、店主である“やむちゃん”に挨拶した。
この店は、数年前たまたま通りがかったときに、外に貼り出されていた焼き鳥1本の安さに目がくらみ、つい入ってしまった店なのだが、これが大当たりだった。
部位の種類が豊富でかつ新鮮で美味い。
さらには、“突き出し”で儲けようというセコイところもない(多いんですよね。安いと思って入っても、頼みもしない“突き出し”で余分な金をむしり取って行く店)。他のつまみも安くて旨い。
先月は若いラグビーファンとの顔合わせ呑み会があったので、この店に来られなかったが、今回は久々に堪能した。→
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これがJR飯田橋駅東口から歩いて3分のところにある「焼き鳥 やむちゃん」
美味い、安い、部位やその他の珍しいつまみも豊富。こんな焼き鳥屋、高田馬場にも新宿にも有楽町にもない。私は良いお店があると必ず友人に紹介するのですが、紹介した友人の殆どは常連になります。口コミで広まり過ぎたおかげで、店内は結構広いのに最近は予約をしないと入れなくなりました。
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”学生さんお断り”という紙が外に貼られているので、学生さんは入れません。店主のやむちゃんに言わせれば「学生は騒ぎ過ぎて、他の客の迷惑になる」ということでした。あしからず。<(_ _)> 早稲田の寿司屋と違って紹介は構わないということなので、連絡先も載せます。是非東京に行くようなことがあれば寄ってみてください。「仙台のアイザワさんから聞いたんですが」と言ってもらえれば、初見でも話し相手になってくれるはずです。
「焼き鳥やむちゃん」tel:03-5211-0775 日曜休み。営業時間は16:00~23:00です。
※この店を好きな理由のもう一つに、店内でかかっているBGM(有線)があります。1960年~70年代のヒット曲ばかりが流れているのです。これが「懐かしい!!」と思わず叫びたくなるような曲ばかりで、私たちの世代にはたまりません。(※キャンディーズの曲などもたまにかかります)
この日も「愛はいつも いくつかの過ちに 満たされている」という男性の台詞で始まり、すぐに女性のハスキーな声で「ふたりはいつも 傷つけあってくらした」という歌詞と聴き覚えのあるメロデイーが流れました(ここで、この曲名が分かった人は偉い(笑))。
「うわあ、この曲懐かしい!! なんだっけ?」と必死に脳みそをフル回転させて思い出しました。というか、最後の歌詞に出てきたので分かりました。昭和48年2月(私が台中を卒業する直前にリリースされた)大信田礼子さんのヒット曲「同棲時代」でした。
イメージ 3
 見てください。この安さ。他に今日のお薦めなどもあります。焼きとんもあり、基本は1本130円。私が好きなのは、豚レバー、しびれ、鳥レバー、せせり、ぼんちり、つくね玉子(絶品)、そして、”心のこり”です。
”心のこり”と言っても「私バカよね~ おバカさんよね~ うしろ指 うしろ指 さされても~」の細川たかしとは、むろん関係ありません。”うしろ指さされる”というより、”うしろ髪を引かれる思いになる”ほど美味いからです。ここの”心のこり”を食べると、何故かとても幸せな気持ちになれます。別に”覚醒剤”とかそういう意味じゃなくてね。
 →とは言っても、この後にタモさん行きつけの寿司屋が控えているので、そうそう長居するわけではない。
6時過ぎまでの二時間だけ、焼き鳥数本とつまみを注文し、ビールとホッピーを飲んで早々に早稲田へ向かった。
地下鉄の飯田橋駅から乗るので、急な坂を下り神楽坂下へ歩く。
途中、小腹が空いたので、“1時間でこれをたいらげればタダ”という“大食いチャレンジ”で有名な中華料理店「神楽坂飯店」に寄り、餃子と炒飯でも食べようかと思った。しかし、今の私がこんなものにチャレンジすれば胃破裂でも起こして救急車を呼ぶことが頭に浮かんだので止めた。

さすがに1時間で、でかい餃子100個は食べられません。でも成功した人は何人かいるんですね。どんな胃袋をしているんでしょう? 大食いに自信のある方はチャレンジしてみて下さい。
 

これも無理です。お米の量は何と一升!!。チャレンジ成功するとお祝いに紹興酒ももらえます。
神楽坂飯店 住所:新宿区神楽坂1-14 電話:03-3260-1402
最寄り駅:飯田橋駅[B3]から徒歩約0分
営業時間:[月~金]11:00~23:00[土・祝]11:00~22:00
ラグビーの話が全然出てこないので、当然”続き”ます。