東京時代の知人、友人───Rさん


はい、こちらは何を隠そう、
私が大学時代に付き合っていた女性のRさんです。
これは彼女の自宅の前で撮影したもの。
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こちらは代々木公園に遊びに行ったときに撮ったもの。
彼女は今、どうしているのかなあ・・・・・・。
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バレバレでしょうが、当時私たちの通う仙台市の高校は
殆どが男女別学だったので、男女の接点が全くありませんでした。
年に一度の文化祭ぐらいでしたね、女子高生と話せる機会なんて。
男女交際なんて、夢のまた夢。
それでも付き合っていた高校生が一組もなかったわけではないでしょうが。 


そんなわけで、多くの男子高校生は
リアルではないバーチャル恋愛に向かうことになります。
私の場合、その対象になったのがデビューしたばかりのキャンディーズ
最初はスーちゃん押しのはずだったのに、
何故か途中からランちゃん押しに変わりました。
男心は微妙なものです。


デビュー直後に仙台にキャンペーンで来た時は、学校から帰宅すると、
すぐさま自転車でミニライブの行われる中央通りの喫茶店(!)に出撃。
当時のキャンディーズはまだまだ知名度も低かったので、
そんな場所でのミニライブだったのです。


集まったのは僅か50人ほど。
当時の仙台の男の子はシャイな人が多かったのか、
仮設ステージの一番前の真正面(言わばアリーナ最前列)の席が
空いているのに、誰も座ろうとしません。
私は思い切ってそこに陣取りました。


もうアリーナ最前列なんてものではありません。
唄いながら踊るスーちゃんの腕が伸びると、
私の体に触れそうなほどの至近距離。
高校一年のガキだった私は、ドキドキしながら聴いていました。


ライブが終わると、最後はサインと握手会。
高校時代に若い女子の生手に触れたのは、
あの時だけじゃなかったでしょうか() 


そんなわけで、この画像はファンクラブに入った時にもらった写真です。
その後も、東京に行くまではずっとファンだったのですが───。 


キャンディーズが解散したのが、昭和53年の4月2日。
南青山の学生寮近くの蕎麦屋「増田屋」で友人と夕飯を食べていたら
テレビでニュースが流れ、その日が解散コンサートの日だと知りました。


それからさらに30年以上の時が流れた2011年4月21日。
東日本大震災の余韻がまだまだ冷めやらぬ時期。
スーちゃんは突然天国に旅立っていきました。


私は、自分の青春時代(こんな言葉を使うのは気恥ずかしいのですが)に
想い出を残してくれたキャンディーズに感謝と哀悼の意を伝えるべく、
3日後の青山葬儀場のお通夜に参列させていただきました。

その時の様子は下記のYOUTUBEに二つほどアップしています。
興味のある方はご覧になってみてください。

ジョークから入った話題が哀しい話に繋がってしまいました……。