明日からの「ジョジョフェスティバル」開催に思う。
仙台市出身の漫画家である荒木飛呂彦さんの大人気作品「ジョジョの奇妙な冒険」のイベントが明日8月12日から9月10日まで開催される。
「ジョジョの奇妙な冒険」のパート8は地震に関連した部分から始まる。おそらくこの章には荒木さんのメッセージが隠されているのだろう。
ジョジョフェスに先駆けて仙台市内9カ所で下水道のマンホール蓋がジョジョ原画バージョンに変わった。展示会場であるメディアテーク前。東二番町通りと広瀬通の交差点に2カ所。仙台のメインストリートである一番町通りの「むかでや」近辺等々。
ちなみにその辺りは東日本大震災の津波で被害を被った地域である。荒木飛呂彦さんの本家も津波に流されたとのこと。すぐ側にある仙台東部道路が防波堤の役割を果たした。漫画の中に出てくる【壁の目】は防波堤のようなものと荒木さんは言う。
「ジョジョフェス」で、日本中、世界中のファンたちが仙台に訪れ、思い切り楽しんでもらうとともに、少しでも復興の足掛かりになればと思う。